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熱処理プロセス----アニール


アニールは、金属を一定の温度までゆっくり加熱し、十分な時間保持した後、適切な速度で冷却する金属熱処理プロセスである。

アニールの目的:

(1)硬度を下げ、切削加工性を改善する、

(2)残留応力を下げ、寸法を安定させ、変形と割れ傾向を減少させる、

(3)結晶粒を細分化し、組織を調整し、組織欠陥を除去する、

(4)材料の組織と成分を均一にし、材料の性能を改善したり、後で熱処理するために組織の準備をしたりする。アニーリングプロセスには、完全アニーリング、球化アニーリング、等温アニーリング、黒鉛アニーリング、拡散アニーリング、脱応力アニーリング、不完全アニーリング、溶接後アニーリングなどが含まれる。

一般的に使用される3種類のアニールの具体的な流れ:

1、完全焼鈍

目的:結晶粒を精密化し、均一に組織し、内部応力と加工欠陥を除去し、硬度を下げ、切削加工性能と冷塑性変形能力を改善する。

中、低炭素鋼を鋳造、鍛造、溶接した後に現れる力学性能の悪い粗大過熱組織を精密化するために使用される。ワークをフェライト全体がオーステナイトに変わる温度以上30〜50℃に加熱し、しばらく保温した後、炉に従ってゆっくり冷却し、冷却過程でオーステナイトが再び転換し、鋼の組織を細くすることができる。

2、応力除去焼鈍

鋼鉄鋳物と溶接部品の内部応力を除去するために使用される。鉄鋼製品を加熱してオーステナイトを形成し始める温度以下100〜200℃に対して、保温後に空気中で冷却すれば、内応力を解消することができる。

3、不完全焼鈍

加熱温度はAc 1 ~ Accmの間であり、冷却速度:500 ~ 600℃以上の場合、炭素鋼は100 ~ 200℃/h、合金鋼は50 ~ 100℃/h、高合金鋼は20 ~ 60℃/hであり、主に過共析鋼に用いられる。

アニールの品質検査基準:

検査範囲:1、アニール温度、昇温時間、保温時間。2、アニール後の製品の表面品質及び硬度測定。